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SENNENKI NO SHIZUKU

 

なぜギリシャのオイル

ギリシャを抜きにオリーブを語ることはできません。どんな論文・学術研究にしても必ず始まりにあたっての考えや言葉は、ギリシャのオリーブの樹や実、ギリシャの栽培・生産・普及におけるギリシャ人の絶大なる貢献について触れています。(ギリシャのクレタ島では考古学的証拠からBC3500年ごろすでにオリーブが栽培されていたとのこと)ギリシャ人がイタリアにオリーブを伝え、そこから北アフリカ、スペインなど北へと伝わりましたが、広く知られるようになったのはローマ人に因るところが大きかったのです。現在、オリーブオイル生産量世界NO.1はスペイン、NO.2はイタリア、NO.3はギリシャ(平均的な年間オリーブオイルの生産量は約40万トン)ですが、そのうちの80%がエクストラバージンオイルの生産量で、これは世界NO.1です。また40万トンのうち約25万トンが国内市場で消費され(世界で消費国No.1)、そして残り約15万トンのうちの85%以上の高品質オイルが、他国のブレンド用、つまりその国のオイルの質を上げるために買い占められているのです。イタリアが最も多く買占め、ブレンドしてイタリア産オイルとして日本にも輸出されるのです。

ギリシャ生産者との出会い

2020年、ビジネスをスタートさせ16年目にして初めて、ギリシャ本国から食の展示会にバイヤーとして招待されました。が、コロナによって展示会は延期。しかしそのため事前に、私がこだわる「マナーキ品種」のオリーブオイルを扱う生産者を調べることができていたこともあり、コロナ禍にも関わらず、3月初め意を決してギリシャに渡りました。ただ「マナーキ品種」を扱う会社は5社ほどしかなく、そのうちアポイントがとれたのは3社。そこから果たして私が望むオリーブオイルが見つかるだろうかと多少の不安をいただきつつも、どこか『必ず見つかる』という自信もありました。この16年間でオリーブオイルについては知識ももち、製造から関わっていたことで単なるバイヤーではないという自負もありました。そして若き生産者であるマリアンナとの出会い。 彼女は大学で物理学を学んだアテネの都会っ子なのですが、実家がオリーブ農園であるご主人との結婚によって、新しい世界に飛び込びました。そして、昔から伝わる知恵に、マリアンナを含めた若き3人の知識を吹き込み、自分たちが作るエクストラバージンオイルの美味しさを世界へ発信しようとしている彼女の熱い想いに共感を覚えたのです。「この人がつくるオイルーブオイルなら間違いない!」と確信。 そして翌日、試飲させていただきました。彼女との会話によってすでにその良さを感じていた私の感覚に間違いはありませんでした。「なんて美しい味なんだろう!」作り手であるマリアンナたちの心の美しさがこのオリーブオイルに反映しています。今回短い滞在のなかで、農園までは訪問できませんでしたが、すぐに彼女にオリジナルのオリーブオイルを作ってもらおうと願い出たところ、快諾してもらい商談を進めていきました。栽培から生産、試飲、品質管理そして研究ならびに教育まで行っているという彼女は、2020年9月末、女の子を初出産しました。子供はもちろん自分自身、家族すべての健康維持のためにオリーブオイルは欠かせないといいます。「薬を服用する代わりに、日常、私と私の家族のためにオリーブオイルを使います。自分たちの健康への投資です」(医者にかかることを思えばオリーブオイルのほうがお得です)と。。

小規模生産者だからこその確かな情報

小規模生産者だからこそ、質にこだわり、私たちは直接明確な情報を得て、大切な知識を得ることができます。 ヨーロッパでは、オイルの価格は品質に比例するものとして知られています。 安い理由は、他品種、他国のオイル、オリーブオイル以外のオイルなどブレンドされていたり、毎年新しいオイルではなく、前年までのオイルとミックスされているのです。 また大手メーカーは、常に同質で均一な味のオイルを作らなければならないため、いくつかの品種によるオイルを混ぜて作るのです。 結果、安いオイルが大量生産されます。 オリーブオイルは単品種100%が良質とされますが、自然の産物であるから年ごとの天候によって多少味に違いが生じます。それを変化がでないようにす るために、生産者の経験による目利き腕利きが必要なのです。

歴史が物語るギリシャ産オリーブ、オリーブオイルの良さ

首都アテネの名前はオリーブに由来しています(都市名を決めるにあたって、アテネ女神とポセイドン神が競ったという神話はよく知られています。アテネ人たちは アテナ女神からのプレゼントであるオリーブをポセイドン神からのプレゼントある水よりもより貴重だとみなし、アテナ女神を選びました。こうしてオリーブは今でも「聖なる木」とされています。 歴史上、初の賢人で立法者のひとりであるソロンが、オリーブの木を破壊する者を罰する法を制定したことも有名です。 オリンピック競技大会の勝利者に野生のオリーブの枝で編んだ冠が贈られました。 ヒポクラテスやその弟子の医者だちにとってオリーブオイルは治療のための必要不可欠な道具でした。 最も偉大な哲学者プラトンとその弟子たちはオリーブの木陰で教えていた。 キリストは祈るためにオリーブの山へ行きました。そしてオリーブオイルはキリスト教の象徴になったのです。オリーブオイルで満たしたランプは、ギリシャの家々で灯し続ける信仰の火のランプと同じものです。神聖なオリーブオイルは洗礼式においてはお清めのために使われます。 この他、古代の文献によると、オリーブオイルは香水・化粧品・灯りをとるためなどにも使われていました。ギリシャ人だったクレオパトラも化粧用に使い、古代アスリートたちは、オリーブオイルを体に塗ってマッサージしていたのです。 アリストテレスをはじめとする学問の父たちはオリーブの研究に多くの時間をかけました。2000年、3000年、4000年と生きている木があります。これらの生ける記念物は、歴史に加えその数千年の経験と知識を携えています。

商品一覧
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千年樹の雫

生産地:ギリシャカレンツィ、コリントス地域
アテネからおよそ1時間半にある村 カレンツィのフォカス山のふもとにあります。ネメアの獅子が生まれた山として伝説が残っている地域です。
この地域は、品種が豊富なオリーブ畑とブドウで人気があり、絶え間なく変化する気候条件から品質向上のために、維持または改善し、品質保護に努めています。

自社農園: マンギナス家
オリーブ園で厳選されたオリーブによって生産された家族経営によるエクストラバージンオリーブオイルで、品質、風味、香りの一貫性を確保しています。よって数量が毎年の収穫量に制限されるため、限定版の製品です。 3代目農園主やオリーブオイルソムリエの資格を持つマリアンナら若い3人がチームとなって栽培、生産、教育、試飲、品質管理しています。

天然の岩塩 紅の塩

おにぎりがおいしくなる岩塩!「紅の塩」は、こだわり尽くした究極のオイル「千年樹の雫」と併せて販売しても相応しいと初めて思えた商品です。
品名が同じアンデスの岩塩であっても、これは【他とは違う】のです。レストランなどで出される岩塩も色々試しましたが、"はるかにおいしい‼"と実感。是非比べてみてください。

ご利用例

オリーブオイルはパーム油やココナッツ油に含まれている植物性脂肪が無く毎日消費するのに最適なオイルです。